もうひとつの、蜜白玉のひとりごと

些細な出来事と記憶の欠片

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

その正体は

オキちゃんはシャチでもなければイルカでもなく、なんとクジラだった。オキちゃんショー(正しくは「オキちゃん劇場のイルカショー)に出ていたのはオキゴンドウとミナミバンドウイルカで、大きい方のオキゴンドウは、クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科オキゴ…

愛すべき海と生き物たち

子どもの頃はミノカサゴとモンガラカワハギが好きだった。姿かたちがひらひらしたものや、模様の派手なものに目がいった。沖縄に住んでいた頃は休みといえば水族館か植物園だったような気がする。とにかくよく水族館に行った。今思えば贅沢なことだけれど、…

真夏のコインランドリー

我が家の洗濯機はたしか7キロだか8キロ洗えるはずなのに、薄手のラグ1枚で、エラー連発、仕舞いには、無理ですもう回れません、と脱水の途中で自分の仕事を放棄する。そんな状態で放棄されても、ぐっしょり濡れたままのラグは重くて、ベランダに干しても…

田んぼの青、山の青

伊豆箱根鉄道駿豆線(すんずせん・別名いずっぱこ)は三島から修善寺までの単線、銀に青の3両編成だ。お見舞いの帰り、伊豆長岡駅で降ろしてもらい、そこからは電車に乗って三島方面へ帰る予定だった。午後3時過ぎ、まだ時間もあるしせっかくここまで来て…

小さな女の子

ひさしぶりに会う姪っ子はまた背が伸びて、そして真っ黒に日焼けしていた。言葉遣いも大人びて、ときどき見せる拗ねたような表情も、もうはじめて会ったときの、2歳の小さな女の子からは想像もできない。本当にあっという間に大きくなってしまうんだ。 大き…

夏休み初日

夏休み突入! とりあえず何かしなきゃ、というので、家じゅうのカーテンを洗う。いちばん大きいリビングのレースのカーテンなんて、ぎゅっとまとめるとうっすらとグレーになるくらいで、洗いがいがあるったらない。 フックをはずして洗ってまたつけてカーテ…

講演会のおしらせ

ついこの前、たまたま読んだ本の著者が講演をするという。しかも地元の図書館で。なんて奇遇な。 というわけで以下、お知らせ。北欧の図書館のお話がいろいろ聞けたらいいな。 デンマークのにぎやかな公共図書館?平等・共有・セルフヘルプを実現する場所作者…

人、ときどき虫

もうそろそろかさぶたになっているかと思って、不用意に引っ掻いたら流血。いったん流れ出てしまったものは止めようもなく、当の本人が収拾つかないのだから、周りにだってどうしようもなく、どんどんイラ虫と化していく自分の扱いに困り果て、結局布団に入…