もうひとつの、蜜白玉のひとりごと

些細な出来事と記憶の欠片

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

流れ着いたところ、4年かかった言葉の意味

「消費をやめる」のタイトルだけはちらちら耳にしていた。おもしろい出版社として注目しているミシマ社のツイートから、朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」に著者の平川克美さんが出ていることを知り、さっそくチェックする。どうやら父と同世代の方のようだ…

私のお腹には双子の筋腫ちゃん

読書会メンバーK氏からの紹介で川上未映子「きみは赤ちゃん」を読む。著者の妊娠から出産までの生活記録「出産編」と、子どもが1歳になるまでの記録「育児編」からなるエッセイだ。読書会ではいつも、課題本についてひととおり語りつくしたあと、休憩をは…