もうひとつの、蜜白玉のひとりごと

些細な出来事と記憶の欠片

うまくいかない理由

寒さ続きでガッタガタ。あちこち痛かったりかゆかったり、熱っぽかったり、からだの調子が悪いと気持ちまでふさぎ込んでくる。気持ちがへこむとからだの具合も悪くなる。からだが先か、気持ちが先か、いつもはっきりとしないけれど、それらがつながっていて、互いを道づれにしていることだけは、経験的によくわかる。

やっかいな問題はこういうときを選んですり寄ってくる。ひとつずつ、助けたり、励ましたり、支えたり、譲歩したり、いっしょに考えたり。でも、それにも限界がある。相手にもよるけれど、いつまでもいつまでも、前と同じように、なんて虫のいい話だ。基本的には、自分の人生には自分で責任持ってよ、と言いたい。うまくいかない理由を他人のせいにしないでほしい。

同じ言葉を自分にも浴びせたい。他人の厄介事に絡め取られたせいで私の人生が、と考えたことはないだろうか。・・・ある。大小取り混ぜたら、何回もある。

きっかけは他人のせいだったかもしれないけれど、だとすれば置かれた状況をどう捉えるのか。甘んじて受け入れるのか、粘って立て直しを試みるのか、あるいはぜんぶ放り投げるのか。選ぶのはそこだ。そしてそれを選ぶのはほかでもない自分だ。その判断までもを他人に委ねるな、と言いたい。

いろいろ考えていたら自分に返ってきた、強烈なビンタ(比喩です)。選ぶのは行き先やなりたいものなんかじゃない。