もうひとつの、蜜白玉のひとりごと

些細な出来事と記憶の欠片

部活がんばる

ああ、こうして今年も残すところあと2ヶ月。カレンダーの残りが少なくて頼りない感じ。11月は講演会聴講の予定が目白押しだ。仕事のものあればプライベートのものもある。

出かけていって人の話を聞くのは好きだ。ものによっては予習すればさらに楽しく聞けるわけで、いま同時進行で読み散らかしている数冊に、さらに1冊追加する。読書は自分ひとりで読んで納得しているだけでももちろんいいのだけれど、出かけていくと新しい気づきがあってさらにおもしろくなる。その気づいたことについて、ぐるぐるぐるぐる考えたいのだ。考えるきっかけがほしいのかもしれない。考えて、それでまた誰かと話をする。

数ヶ月前のこと。そういえば講演会とかサイン会とか行かなくなったよね、と何の話の流れだったか、言われてみればほとんどそういうのに出かけていなかった。飽きたわけでもないし、なぜなんだろう、何となく足が遠のいて、そのままになってしまっていた。最近は情報だけは大量に目の前を通過するから、ツイッターのタイムラインにあるものをちらっと見て、わかったような気になっていたのもあるかもしれない。

以来、少し意識して機会を作っている。おもしろそうな企画ほどすぐに定員になるから、何より反応の速さ、そしてフットワークの軽さがたいせつだ(これは苦手な部分)。数年かけて身の回りが少しずつ落ち着きを取り戻してきている(と考えて差し支えない?)この頃、こういう「ひとり部活動」みたいなことにこそ情熱を注ぎたい。そう、自己満足。もちろん誰の役にも立たない。でも楽しくって仕方ない。