もうひとつの、蜜白玉のひとりごと

些細な出来事と記憶の欠片

ぞわりの素

いったいこれはどういうことかしら。こんな言葉を浴びせられる覚えはないのだけれど。

でも事実これが送られてきたのだから、相手にしてみれば浴びせて当然ということか。少しは信頼もし尊敬もしていた人だけに、息が詰まる。にわかに意味がわからなくて、何度も読んでしまった。

果たして私の行動があれでよかったのかどうか、もちろん考えた上でよしと思ってしたのだけれど、今となっては何が何だかもうわからない。そっちがそういうつもりなら、って余計なはねっ返りの気持ちがフツフツと沸いてくる。

つまり、私は虫けらってことだ。何を言ってもいい、どうでもいい、いてもいなくてもいい、おまえじゃなくてもいいってことだ。そうかも。なんか期待し過ぎてたのかも。読んだ瞬間、心臓の辺りがぞわりとしたのは、そういうことか。

まあ、いいや。嫌なことを何度も思い返して咀嚼するのはよそう。あんな思いは一度でじゅうぶん。弱いのかもしれないけれど、でも痛手だったことはたしか。なかったことにはならない。頭の中のいい人リストからははずした。

 

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写真はいつかのクラゲ。ああ、頭の中をクラゲにしたい。ひさしぶりにポニョでも観るか。